アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2019年7月20日土曜日

トリアピ

月, 2019/07/17
撮り鉄ならぬ撮り月(笑)

1969年7月20日、アポロ11号の月着陸船イーグルが静かの海に着陸してから今日でちょうど50年。

50年も前にあそこに人間が立ったんだ~、と先日綺麗な月を見ながら感慨にふけっていました。

さてそれではいつもの撮りアピ!

Apistogramma cf. flabellicauda / Rio Negro, Colombia
A. (cf.) flabellicauda / Rio Negro, Colombia

Apistogramma cf. flabellicauda / Rio Negro, Colombia
実はこのアピスト、4月にコクーン便でコロンビア領のネグロ川産ウアウペシーとして入荷した個体でした。

Apistogramma cf. flabellicauda / Rio Negro, Colombia
それから少しずつ成長し、成長とともに尾鰭の格子柄が無くなってしまいました。

えっ!つーことは・・・、フラベリカウダ???

コクーンの中の人にシテヤラレたか!?

いやいやコクーン便に限ってそんな事は有り得ない!(笑)

しかし同じ疑問を抱えていた人がいました!

ノルウェーのTomCです。

※因みに以前ブックマークしたTomCのサイトが見れなくなった人がいらしたら、URLが変わっていますので下記URLに変更してください。
http://www.tomc.no/page.aspx?pageid=53

しかし流石はTomCです。行動が早い!オリノコ産のフラベリカウダと、今回のネグロ産のフラベリカウダをDNA解析に回したそうです。

DNA解析の結果が既に出ているのか分かりませんが、採集場所がかなり離れていることからTomCは"cf."付きでこのアピストを紹介しています。

Apistogramma cf. flabellicauda / Rio Negro, Colombia
個人的には、採集場所が離れていても外見を見る限りは同じ種だと考えています。

同じ便で入荷したコロンビアで採集されたプッツェールもそうですが、ネグロ川上流とオリノコ川上流のアピストには多くの関連性があるのかもしれないですね。

大昔、その周辺が沼や湿地帯だったのが時の経過とともに河川が形成され、それぞれの川に分かれて独自に進化していった・・・。

もちろん人類が月に降り立った50年前とかという短いスパンではなく、数千年、数万年という気の遠くなるようなスパンで環境に合わせ進化し、例えばディプロとプサモといったブラジル側とコロンビア側に分かれていった種や、この種のように比較的最近別れたと思われる種が居るのかなぁ、と考えると理解し易いと感じています。もちろんあくまで個人的な考えです。

きっと今から50年後には全ての種がキッチリと整理され、『50年前のアピスト界はそんな混沌とした状態だったのか』と話すアピストマニアが居ることでしょう。

まぁ知らんけど。それにその頃は生きて無いし(笑)

因みに、最近入荷しているイサナ産のロートも尾鰭の格子柄が無いですよね?

ウアウペシーとフラベリカウダについては近い将来詳しい調査が行われ、種の枠組みが変更されていくかもしれません。

まぁ難しい話はここまでにして、以上撮りアピでした。

続きまして~

羽田空港

羽田空港

羽田空港

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羽田空港
撮りヒコ(笑)

からのぉ~

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撮りエフ(笑)

レンズ沼という新たな沼に直面しています・・・。


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