アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2016年7月28日木曜日

童心に返る

90cmスリム ポッチャン水槽リボーン
以前リボーンした90cmポッチャン水槽。

結局10日間毎日大量換水を実施して、ようやく外部フィルターと生体を大きなタライから戻しました。

Apistogramma cf. ortegai(pebas) F1
あまりの環境の変化に驚いているのか本来の体色が発揮されていませんが、これから徐々に回復に向かってくれると思います。

Corydoras parallels
Co. パラレルス。

我が家に来てからもう6年くらい経っていると思います。

デカフライングフォックスに鰭を齧られながらも仲良くモフモフしてます。

こちらも環境に慣れれば頭のオレンジが復活してくれるでしょう。

Ceratopteris sp.from Laos
水草の方は概ね順調のように感じます。

ニューラージパールは匍匐を始めているし、ベトナムゴマノハグサも徐々に新葉を展開してます。

ただ左後景のボルビティスは少し調子を落としているようです。恐らくフィルターを回していなかったので水流が当たらなかった為だと思います。

それと過密過ぎたかも(^-^;

現在は水流をしっかりと当てているので今後の様子を見守りたいと思います。

リベンジのラオススプライトは現在水上葉と水中葉が混在している状況です。

重りを付けて沈めていただけでしたが、根を盛んに出してきたのでソイルに植栽しました。

この水草は有茎ではなくロゼット型の水草なんですが、株元から新芽が出てきたり、途中の節から発根したりしてます。

もう少し経って水中葉がしっかりと展開したら、水上葉を株元からカットして差し戻し作業が必要になってくると思われます。





Paludarium
夏は新たなチャレンジの季節・・・。

Paludarium
土の匂いを感じ、幼い頃の土遊びを思い出しながらコネてコネて貼り付けてやりました!(笑)

Paludarium
未だにテラリウムとパルダリウムの違いが分かりませんが・・・。

それよりも私は何処に向かおうとしているのでしょうか・・・(^-^;


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2016年7月21日木曜日

極太ジッパー

Apistogramma cf. alacrina (Guayas) male
A. cf. アラクリナ

Apistogramma cf. alacrina (Guayas) male
先月末、何の気なしに京都のサンクさんのブログを見ていたら、コロンビア便でアピストが入荷したとの情報。

『あ~アラクリナだな』と思ったけど、よくよく写真を見ると、ラテラルバンドに頑丈そうなジッパー模様、それにお腹にしっかりと入ったアブドミナルストライプ。

更に驚くことにベネズエラで採集された!?

ブログを読み終わると同時にメールしてました(滝汗)

Apistogramma cf. alacrina (Guayas) male
M君、このアピストは抑えておかないとぉ~~~(笑)

Apistogramma cf. alacrina (Guayas) male
雌雄判別が出来ないので待ってくれとの回答だったので気長に待ちました。

そしてそれから三週間が経ちようやく雌雄判別が完了したとの連絡があり、先日無事に我が家へ届きました!

Apistogramma cf. alacrina (Guayas) male
まだチビですけど、太いジッパー模様のラテラルバンドと、お腹のアブドミナルストライプが薄っすらと出ています。

Apistogramma cf. alacrina (Guayas) male
以前はsp.ロートプンクトとか、sp.シュワルツザウム、sp.プエルトナリノ、sp.レッドポイントⅠ・Ⅱなどと呼ばれ、採集場所により色々なバリエーションがあったようです。

Apistogramma cf. alacrina (Guayas) male
とある情報によると、cf. アラクリナ(グアヤス) A108に分類されているアラクリナは今回のようなラテラルバンドのジッパー模様とアブドミナルストライプの表現を持っているようです。

ただ写真が無いのでその情報の真偽は定かではありません。

Apistogramma cf. alacrina (Guayas) female
こちらは♀。

Apistogramma cf. alacrina (Guayas) female
胸鰭の基部に♂よりも大きな黒のスポット。それに黒いアナルスポットがこの♀の特徴です。

ベネズエラ
さて・・・、このアピストはホントにベネズエラから来たのか・・・。

サンクさんによると、ベネズエラのザリアポ(zariapo)川で採集されたとのこと。

念のためグーグルマップで調べてみると、カウラ川の一本西側にクチベロ川があり、ザリアポ川はその更に支流のようです。

コロンビア・ベネズエラ
アラクリナの採集場所は、コロンビア南西部のグアビアーレ川上流域またはカクエタ川やプトゥマヨ川とされています。

最近ではエクアドル領域のナポ川支流でもアラクリナが採集されているようです。

いずれにしてもカクエタ県を中心としたコロンビア南西部周辺がアラクリナの一般的な採集地です。

しかし今回のザリアポ川との位置関係を見てみると、コロンビア南西部から地図で見ても軽く1,000km以上離れており、川をたどっていくと恐らく2,000km以上離れているのではないかと推測されます。

大昔アンデス山脈が形成される前は、この地域全体が湖や湿地帯だったようなのでアラクリナがベネズエラに居ても不思議ではないのですが、可能性はほとんどゼロに近いと思います。

コロンビア カクエタ県
♀の黒いアナルスポットはカクエタ川水系で採集されたアラクリナの特徴の一つのようです。

また海外で5~6月にかけて同じアピストが入荷したとの情報があり、採集場所はカクエタ川とのことでした。

コロンビア人輸出業者の話をどこまで信用して良いのかわかりませんが、これらの情報を纏めてみると、やはりコロンビアのカクエタ県で採集されたのではないかと推測します。

今サンクさんで再度採集場所を確認してもらっていますが・・・。

いずれにしても、アラクリナを超える種ではないとしても面白い表現を持った珍しいアピストだと思いますので大事に飼育したいと思います!

価格はアラクリナとは思えない素敵なお値段でしたけど・・・(^-^;


ポッチャン水槽
本日も先日アップしたポッチャン水槽の80%換水を敢行しました!(笑)


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2016年7月19日火曜日

ポッチャン水槽リボーン

ポッチャン水槽 - ブセファランドラ
行き場を失ったFたちが集う水槽、通称ポッチャン水槽。

我が家では90cmスリム水槽(90x30x36cm)に溶岩砂や川砂を敷き詰め、枝流木にミクロソリウムを巻き付けたシンプルなレイアウトで維持してきました。

元々コリドラスをメインに飼育していた水槽なので、濾過は外部フィルターを使い出水口にはディフューザーを取り付けて水流と溶存酸素量を十分確保した水槽となっていました。

しかし最近この水槽のpHを測ってみたら・・・、何と3.4 (;・∀・)

慌てて水道水で半分換水するも一週間くらいすると再び3点台に戻ってしまう状況が続いていました。

そう言えば引越してから1年半一度もフィルターのメンテナンスをしていなかったなぁ~(^-^;

しかし黒髭苔はあまり出ずガラス面に丸状のコケが少し出るくらいなので、水槽の調子自体はすこぶる良さそうなんです。

オルテガイのブルーがギラギラです!

そのままのレイアウトでフィルターだけ掃除して維持しようかと思いましたが、現在我が家には水草水槽と呼べるのが120cmのレイアウト水槽一本だけなので、今回の三連休を利用してもう一本水草水槽を立ち上げることにしました。

ポッチャン水槽
エキノドルスやクリプトを植栽したシンプルな水草水槽を一瞬考えましたが、コリドラスが居るので砂場は必要だし、プレコ用に流木もあった方が良いな・・・、などと考えるとやっぱりレイアウト水槽だよなぁ~という結論に達しました。

ポッチャン水槽
レイアウト水槽と言ってもあまり複雑なレイアウトは必要無いと思いながらも、いつもの癖で石をやたらと積み上げてしまう・・・(>_<)

コリドラスとアピストがソイルをばら撒くのであまり効果は無いと思うけど、ソイル漏れ被害を最小限に留めるために、今回はソイルと白砂の境界線の内側と外側にラプラタサンドのビッグを敷き詰めてみました。

ポッチャン水槽
ソイルはパウダーを使わずにノーマルのみで行きます。

少し石の配置を手直しして白砂を敷いて配置の完成!

ポッチャン水槽
すかさず注水しながら前景にニューラージパールとベトナムゴマノハグサを植栽して、中景にブセをトントンと置いて、左後景にボルビティスをドンと置き、右後景にラオススプライトをホイホイと置いて完成です!

これから一週間ほど毎日80%の換水をしてソイルの余計な養分を抜いていこうと思います。

実は最近気付いちゃったんだけど・・・、リセットした後に新しいソイルの余計な養分を水槽の外に出すために大量換水を実施しますよね?

その時今まではフィルターを回していました。

そして気付いたことは、もしかしてその時にフィルターが稼働しているとソイルの養分が濾材やフィルター内のウールマットに付着してそれがコケの原因になるのではないかと。

今年のレイアウト水槽を作る際に水を入れてから二週間無濾過で換水作業だけで維持したのですが、その後コケに悩まされる事が一切ありませんでした!

フッ、コレだな!と( *´艸`)

なので今回も一週間ほど無濾過で換水作業のみで維持します。

もちろん生体は一切入れません。その間にニューラージパールが根張りしてくれるでしょう!

水道水にはCO2が融けているので換水作業だけで水草はしっかり維持出来ますが、心配な場合はCO2拡散器と外掛けフィルターや水中ポンプを使ってCO2を循環させれば問題無いと思います。

ポッチャン水槽 - ラオススプライト
右後景に置いたラオススプライト。

たかがスプライトと侮るなかれ。意外と難しい水草なんです。

一般的なスプライトと違い、細かな草体に気泡を沢山付けた状態は格別だそうです。

と思って去年使ってみましたが、一週間で溶けてエビの餌になってしまいました。

色々調べてみると低pHを好む水草だそうで、生長が早く、草体が柔らかいためエビの格好の餌食になる模様。

一年草だとかいう情報も・・・。

今回のポッチャン水槽は低pHだしエビが入る予定が無いので条件に合致しているはず。というわけでラオススプライトにリベンジします!

今回もアクアセノーテさんで入手しました。今回は水上葉なので根をソイルに埋めず、水草のおもりを根元に巻き底に沈めて新葉が出てくるのを待つことにします。

それでも溶けてしまったら鬼門の水草に認定です(^-^;


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2016年7月3日日曜日

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Apistogramma Viejita / CL: unknown
前回、赤色復活を願って水草レイアウト水槽にポッチャンしたヴィエジタ2016。

WF1 Apistogramma Viejita from Puerto Gaitán
1匹では寂しかろうと思い、プエルトガイタンのF1♂を3匹追加してみた。

WF1 Apistogramma Viejita from Puerto Gaitán
V2016の威嚇に恐れをなして逃げ惑うガイタンF1(^-^;

WF1 Apistogramma Viejita from Puerto Gaitán
何故かアフリカ人まで・・・、入り乱れてます( *´艸`)

水草レイアウト水槽にはアピスト等は入れないと固く誓っていたのですが、1匹入れてみたらその決意は脆くも崩れ落ちました。。。

まぁ♂ばっかりだし、激しい喧嘩さえしなければ大丈夫かと(^-^;

WF1 Apistogramma Viejita from Puerto Gaitán
執拗に攻め立てる2016。

WF1 Apistogramma Viejita from Puerto Gaitán
少し時間が経ち、逃げ惑っていた時の目とは少し変わってきました。

WF1 Apistogramma Viejita from Puerto Gaitán
大分落ち着いてきたかな。ホッ(〃´o`)=3

WF1 Apistogramma Viejita from Puerto Gaitán
さぁ反撃が始まるのかーーー?

WF1 Apistogramma Viejita from Puerto Gaitán
怒ってます!(笑)

WF1 Apistogramma Viejita from Puerto Gaitán
味方に対してフィンスプ!?

WF1 Apistogramma Viejita from Puerto Gaitán
残念ながらポッチャン当日は、V2016 vs ガイタンの戦いはありませんでした。

明日あたりから真剣な戦いが始まると思いますが、こればっかりは飼育者特権で独占させていただきます!(笑)

今回は実験も兼ねています。

前回V2016を水草レイアウト水槽に入れたのは赤色復活を狙ったものでした。

しかしほとんど有茎草を植栽していないので赤色復活に効果があるのか疑問が残りました。

そこで赤いツインバーのガイタンF1を入れてみて、赤色が退色しなければ効果があると判明します。

激しい喧嘩の末、V2016が自信を無くしてしまったらその効果を見届ける事が出来なくなりますので、互いの優劣を観察しながら実験を続けていこうと思いまっす!


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