そろそろ現地では水が引いてくる頃でしょうか。
少しずつ輸入も動き出しているみたいですね(*^-^*)
オフシーズンの期間を利用して、ソイル+底面濾過や餌を工夫したり色々実験をしています。
先日、MALさんのブログ記事で流動式濾過について少し触れていましたね。
最強の生物濾過とか言われているのは知っていましたが、フィルター自体がまだまだ高額だし、何となく眉唾物じゃないの?という考えもありました。
現在アピスト水槽の濾過はテトラのブリラントフィルターをメインに使用していて、フィルターの状態が一目で分かるしメンテナンスも楽なので特段問題は無いのですが・・・。
ただ一つ気になる点が・・・。
それは、スポンジフィルターは生物濾過が主なのでゴミが底に溜まってくるのが難点でした。
そこで以前、水作のスペースエアフィットというフィルターを使用してみました。
水中のゴミを吸着してくれるので最初は重宝していたのですが、吸盤が小さくて知らぬ間にズリ落ちてたり、メンテするため取り外そうとするとフックが外れて水槽内でバラバラになったり、出水部の高さ調節が出来ない等のデメリットがありました。
ならば物理濾過と流動式濾過を一緒にして自作出来ないかと考えたのが先日のこと。
ネットで調べながら、水作エイトにペットボトルをくっ付けたり試行錯誤してシミュレーション。
何とか自作出来そうなので早速材料を集めました!
- アクリル製のパイプ
- 真ん中に穴が開いたアクリル製の丸板
- コトブキの薄型ろかドームと付属の出水口
- 流動濾過用の濾材
- アクリル接着剤
- バスコーク
- 養成テープ
- 鉢底ネット
まずアクリルパイプの底面に丸型のアクリル板をアクリル接着剤で接着。
次にアクリルパイプの上面部分の加工。
濾材が漏れないように鉢底ネットを小さくカットして、バスコークで丸穴部分を塞ぐように接着。
同時に、反対側に出水口を同じくバスコークで接着してから、アクリルパイプにアクリル用接着剤で接着。
アクリルパイプの上下が丸板で塞がれたら内部に濾材を注入します。
この濾材、誤って溢すと大変な事になります(*´▽`*)
小さなスーパーボールのようにピョンピョン跳ねて、まるで逃げるかの如く周辺を転がり続けますので、注入の際には漏斗とかを使って確実に内部に注入するように心掛けます(^-^;
バスコークで接着した部分が乾いてしっかり固定されたら、ろかドームの吐出口にアクリルパイプをギュッと押し込みます。
濾過バクテリアをスムーズに移行させるため、ろかドームに付属しているスポンジは捨てて、今まで使用していたブリラントフィルターのスポンジを輪切りにして、ろかドーム内部にセットしたら準備完了!
そして早速水槽に!
V1クマリボとオルテガイの稚魚が入っている水槽にセッティング。
フワフワと動く白い濾材が目を楽しませてくれる~(*^-^*)
下のろかドームで物理濾過をし、上の流動式フィルターが生物濾過を担当します。
ただ今回の自作、完璧ではありませんでした(^-^;
- フィルター自体の比重が軽く、エアを強めに吐出すると少し浮いて移動してしまう。
応急措置として、鉛の水草の重りをろかドームに巻き付けました。 - あまり気にならないが、ポコポコ音が多少聞こえる。
- 出水口からの水量が少なく、水流が弱い。
- 出水口の高さ調整が出来ない。
以上の反省点を考慮し次回作成時には、大きい方のろかドームを使用してフィルター自体の比重を増やし、流動濾過部を若干短めにして、出水口の高さ調節を可能としたいと考えています。
取り敢えずは現在の状態をしばらく維持して、pHの下降速度を見ながら濾材の量を調整したり換水して水質の安定を目指します!
それで良い結果が出たら、他のアピスト水槽やディスカス水槽にも導入してみたいと思います。
そしてこの場でご報告する予定です。
ただ今回の自作流動式フィルターで一番懸念される事・・・。
それは濾材に藻類が付着する事・・・。
数か月後に小さなマリモちゃんがフワフワしていたら報告は無しです!!!
ここまで読んでくれた方は忘れずに・・・
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