アピストグラマをもっと知りたい。気付いたら嵌っていたドワーフシクリッドの飼育記録を綴ったブログです。

2013年12月31日火曜日

暴君シャバに出る

3週間ほど前に導入したAp.ユルエンシス。

あっと言う間に暴君へと化したオスに耐えられず、隔離ボックスに強制収容したのでした。

そんな可哀想なオスを尻目に悠々と広い水槽を独り占めしていたメスでしたが、今朝水槽を覗くと綺麗な黄色の羽衣を纏っていました。

Ap.ユルエンシス
おぉ~遂に来たか!

この前まで水槽の奥で黒くなって棒状態になっていたメスが、チビトーマシーをブッ飛ばす程までに成長して自信を持ってくれたようです。

オスも隔離ボックスの中で新年を迎えるのは辛かろうと思い仮釈放を言い渡しました(笑)

Ap.ユルエンシス
『あぁ~今回のお勤めは長かったなぁ~』

Ap.ユルエンシス
『やっぱりシャバの水はうめぇ~』

Ap.ユルエンシス
そこへ突然のメスのお尻ペンペン攻撃!

Ap.ユルエンシス

Ap.ユルエンシス
不意をつかれたオス。

黄色くなったメスは容赦なくオスを追い掛け回します。

Ap.ユルエンシス
オスも堪らず応戦!

約3分ほど良い雰囲気でアピール合戦を繰り広げましたが、この後メスの電池が切れてしまったようです。

そしてメスの体色はカラータイマーのように黄色から灰色に・・・。


デデーン♪

『暴君アウト~~』

Ap.ユルエンシス
そしてこれが再度隔離ボックスへ収容される直前の姿となりました(笑)





我が家のアドケタ・トゥッカーノ。

年内に産卵するかなと思っていましたが、来年に持ち越しのようです。
イヴァナカラ・アドケタ

イヴァナカラ・アドケタ
産卵管も徐々に出てきてますが、もう少しといったところでしょうか。

そんなに急がせることも無いのでじっくりと観察していきたいと思います。





最後は浮上画像。
トーマシー

トーマシー
お母さん登場!

ここ最近アピストでこんな光景を見てないな~





4月から始めたこのブログですが、皆様の暖かいコメントのお陰で何とか今日まで続けることができました。

ありがとうございました!

忘年会では、本ブログがあらぬ方向へ向かっているという暖かなご指摘を頂きまして、現在一生懸命軌道修正をしている最中でございます。

気付かぬ内にまた可笑しな方向へ進んで行くかもしれませんので、気付かれた方はすぐにご連絡くださいますようお願い致します(笑)

来年も皆様と共に終わりの無いアピスト道を歩んで行く所存でおりますので、拙いブログではございますが今後ともお付き合いのほど宜しくお願い致します<m(__)m>

あっレイコンも頑張るゾッ!

それでは来年が皆様にとって最高の1年になりますよう心よりお祈り致しております。

良いお年をお迎えください!



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2013年12月26日木曜日

エリザベサエが苦手です!

思えば去年の今頃だったと思います。

アピストを飼育してみようと決心してからまだ間もない頃、念願の憧れだったエリザベサエを導入しました。

ブリードだったらきっと丈夫だから多少水槽が若くても大丈夫だよね?

そんなデタラメな気持ちでウィルヘルムブリードのペアを導入したのです。

こんな無知な飼育者がエリザベを育てられるワケがありません。1ヶ月程で♀を☆にしてしまいました。

これで懲りればいいのに、次はこなれた水の水草水槽だったら大丈夫な筈とネグロレッドのペアを導入。

辛うじて浮上まで行きましたが、日に日に稚魚の数は減り、その間にオスを☆にしました。

残った少ない稚魚はシャッターを切るのを躊躇ってしまうほどの絶壁ぶり。そして他魚のアテに・・・。

最終的に生き残ったネグロレッドのメスを単独飼育していましたが、先月調子を崩して☆に・・・。


アピストグラマの女王と言われるエリザベサエ。

スタイルといい、色といい、ヒレの形といい、全てが完璧で万人ウケするアピストだと思います。

しかしちょっとでも調子を崩すと立て直すのが難しい種。


飼育技術が伴っていない私は、今シーズンどんなに上流の珍しいエリザベが来てもパスしようと心に決めていたのです。

そう、あの日までは・・・。

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
見なければ良いのに、見るだけならタダだから・・・。

「この頬赤、ブルギラになるんですか?」

聞かなければ良いのに、見てるだけなんだから・・・。

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
「今腹が白かったらブルギラになるよ。通は一通り飼育するとブルーのエリザベが欲しくなっちゃうんだよねぇ~」

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
『通?』

通ではないが、通の気持ちが知りたい。

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
そしてあっけなく堕ちました。Ap.エリザベサエ・ネグロレッド

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
ハミハミ。

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
ペッ!

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
お腹側からパシャッ

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
メスもやっぱり綺麗だなぁ~。

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
尾びれ少しやられちゃいました。

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
隣のイエローミウアと目が合うと始まってしまいます。

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
オリャ~!

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
まだ小さいからってナメンナヨ~

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
どやっ、エリザベ様だぞっ!

Ap.エリザベサエ・ネグロレッド
私はもっと小さいけど私だってエリザベ様よ!

・・・。

おっとイカンイカン。また変な展開になるところだった(*^。^*)

そんな訳で懲りずにまたエリザベを導入してしまいました。

今回はちゃんと育てられるのか、通好みのエリザベに仕立てることが出来るのか、繁殖もしっかり出来るのか。

苦手だからといって逃げていてはこの先の成長は期待できません。

アピストは殺して上手くなると言われます。

今までに殺した2ペアの為にもその経験を生かして決して同じ失敗をしないようにリベンジだっ!





以前アドケタ水槽で稚魚を浮上させてしまった強者トーマシーペア
アノマロクロミス・トーマシー
その時は堪らずに稚魚を吸い出してアドケタへのプレゼントにしてしまいましたが、アドケタペアが仲良くなったため、先日このトーマシーペアを抜き、別水槽で単独飼育にしてみました。

そして今日、どうも様子が変だなと思い水槽を覗いてみると既に孵化していました。

アノマロクロミス・トーマシー
少し見辛いかもしれませんが、下に黄緑色の点々があります。

水槽の奥にあるのでしっかり確認できませんが、稚魚たちが重なり合っているので気持ち悪いくらい程の数が居るように思えます。

そしてメス(多分)が胸びれを器用に動かしてその稚魚たちに水を送っています。

アノマロクロミス・トーマシー
こちらはオスだと思います。

単独飼育にするとあまり黒くならないんですかね。他の魚が居る時は真っ黒になってオスメス交互に相手を威嚇していたのですが、オスは今回やる事が無く手持無沙汰の様子。

アノマロクロミス・トーマシー
「俺にも子守りさせてくれよ~」とそんな様子ですが、アピストと同様にメスが稚魚の上空を陣取り、少しでも近寄ろうものなら決してそれを許しません。

前回の稚魚は可哀想な事をしてしまったので、今回はこのまま観察していきたいと思っています。

チビトーマシーは色々なシーンで大活躍しますからね!



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2013年12月24日火曜日

クリスマスの夜に突然の訪問者

MerryChristmas!!
10分後・・・

MerryChristmas!!

 
「え!?プレゼント?嬉しい~♪
  前からこんな帽子が欲しかったんだぁ~(*^-^*)
  よく私の好みが分かったわね!しかもこれ暖かくて気に入ったわ!」

♂「何ヶ月一緒に居るんだよ。お前の事ならもう何でも分かってるよ!」

「嬉しい!でも今日何かの記念日だったっけ?」

♂「いや実はさっき、玄関の前に上から下まで真っ赤な服着たけったいなオッサンがいてさぁ~
  オマエに似合いそうな帽子を被っていたから眺めていたら、俺を見た途端目に涙を浮かべてガクガク震えてるんだよ。
  失礼な話だろ~!?」

「アナタは人相が悪いから仕方ないよ!」

♂「それは自分でも認めるけどさぁ。
  そしたらそのオッサン、小声で『メリクリ・・・』とか何とか言うから『はぁ!?』と聞き返したら、急にデッカイ袋から
  この帽子をごそっと取り出してプレゼントだって。
  夕飯でもご馳走してやろうと思ったんだけどさ、気付いたらもの凄い速さで走り去って行っちゃったからお礼も
  言えなかったよ。」

「そっか~何かそのオジサンに悪いことしちゃったね。
  今度会ったらちゃんと謝らないといけないね。」

♂「そうだな・・・。」

「まぁでも最近寒くなってきたからこの帽子暖かくてちょうど良かったわ。
  今日は何だか街が賑やかだし、スカイツリーがとっても綺麗よ!」

♂「じゃあちょっと夜の散歩にでも出掛けるか。
  他の奴らも喜んでいるみたいだし、あのヘンテコなオッサンのお陰で今夜はいい夜になりそうだ。」

「アナタもその帽子似合ってるわ。」

♂「オマエもな♪」

MerryChristmas!!
 
「・・・。何あれ!?何か飛んでる!」



メリークリスマス♪



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2013年12月21日土曜日

卵全滅とアドケタが産卵床を作り始めた~\(^o^)/

いや~お恥ずかしい話です。

昨日の記事でパヤミノニス1号が産卵したと紹介しましたが・・・、今日全滅しました。

この水槽は水が安定しているから大丈夫だ!なんて発言をしてしまい、ホントお恥ずかしい( ^_^;)


本日朝、もちろん昨日から卵の数は減っていないだろうと余裕ブッこいて水槽を見ると、何とそこには驚きの光景が!

Ap.パヤミノニス
\(◎o◎)/えっ!?

卵が下にばら撒かれてる・・・。

えっ!あれ?
この水槽、グッタータの水槽じゃないよね!?

※グッタータは今まで6回産卵しましたが、翌朝には毎回こんな状況なのです・・・。

いや、この水槽は紛れもなくパヤミノ1号の水槽だ。

じゃあどうしてぇ~?

昨日産卵した竹炭の筒の中を見てみました。

Ap.パヤミノニス
何とそこには天井に張り付いたカバクチカノコ貝が・・・。

実はガラス面に付くコケを防止するために、低pH以外のほとんどの水槽にこのカバクチカノコ貝を入れているのです。

やっぱり夜行性なんですね。普段はガラス面にしがみ付いているのに、今日はわざわざAPサンドの砂床を這ってこの筒の中まで来たようです。

まさか卵を狙って?

ということは無いと思いますが、いずれにしてもカバクチがブルドーザーのように筒内を這いずり回った結果、卵が下に落ちてしまったと思われます。

白カビが発生している卵もあるため、かなり長い時間このカバクチが滞在していたと予想できます。

相手が固い殻を被った貝ではメスも太刀打ち出来なかったのでしょう。

メスはこの筒の後方で呆然としていました(泪)

そして私も水槽の前で茫然自失・・・Orz

貝が敵になるとは思ってもいなかった。今回もハニカムシェルターの穴で産卵してくれてたらこんな事にならなかったのに。

今回また新たな教訓を得ました。

ということで、次に行きましょう!!


※ちなみにグッタータの水槽には貝類は入ってません。水が悪いのだろうという事で先日他の水槽に移動して次の産卵を待っている状況です。





今日もラブラブIv.アドケタ・トゥッカーノのペア。
Iv.アドケタ トゥッカーノ
メスは相変わらず良い感じです。

Iv.アドケタ トゥッカーノ
と思って見ていたら、水槽の右奥に消えて行きます。

底床の砂を積み上げてどうやらクレーターのような穴を建設しているようです。

よく見てみると水槽の左側にも同じような穴がいつの間にか作られています。

これは産卵床!?

Iv.アドケタ トゥッカーノ
では卵管は?

Iv.アドケタ トゥッカーノ
少し出てきてる!

Iv.アドケタ トゥッカーノ
あぁ~ピンボケ~

Iv.アドケタ トゥッカーノ
あっ違うのが出ちゃった(*^。^*)

もう少し卵管がはっきり出たら産卵ですかね。

Iv.アドケタ トゥッカーノ
こちらはオス。

オスもその時が来るのを待ち侘びているようです。

アドケタはオープンスポウナーなので、床に卵が転がっていても今度は驚きません(笑)



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私の好きな数字は、◎6 ◯8 ▲14 ×9。

2013年12月20日金曜日

パヤミノニス産卵しました~

立て続けにパヤミノニスネタですみません<m(__)m>

前回の記事で調子の上がってきたパヤミノニス2号を紹介しましたが、やっぱりまだ時間が掛かりそう(*^。^*)

産卵したのは1号の方です。


先日稚魚を選別して別水槽に移したのですが、それまで稚魚は親と同じ水槽で暮らしていました。

稚魚が居なくなった水槽には1号ペアとハチェットとオトシンのみ。

Ap.パヤミノニス
こちらの筒はいつもオスが寝床にしているところです。

ところが今日は珍しくメスがここから顔を出しこちらの様子を伺っています。


Ap.パヤミノニス
ライトを照らして中を覗いてみました。

ありました!

暗くてよく確認できませんが写っている奥にも卵があり、ざっと7~80個くらい有りそうです。

やはりメスの視界から稚魚が消えると産卵促進ホルモン(?)が分泌されるんですかね!?


Ap.パヤミノニス
メスが不機嫌そうな顔で睨み付けるのでこれ以上の撮影は遠慮しました。

この水槽は長い間安定しているので2号のように食卵なんて事は無いと思いますから、この後はしっかり者のママにお任せです。


Ap.パヤミノニス
別水槽に移した一腹目の稚魚たちは毎日ブラインをしっかり食べて急激に大きくなっているようです。

Ap.パヤミノニス

Ap.パヤミノニス

Ap.パヤミノニス
10尾を選別しましたが体格は皆同じくらいです。何とな~く雌雄がちょうど半々に選別できたような気がしてます。

オスの成長具合にも依りますが、今回の二腹目が上手くいったら一腹目でメスを取り、二腹目のオスとペアを組めば将来有望なペアが誕生するのでは?と淡い希望を持っています(^.^)

ところで今回1号のオスが全く登場していませんが、実は飼育者である私を怖がってほとんど姿を見せてくれません(*_*;

以前尾びれのカット手術をした際に臆病になってしまい、最近ようやく慣れてきたかと思っていましたが、先日稚魚を掬う時の網を見てあの時の記憶が蘇ってしまったようです(^。^;)

する事をしてくれて元気でいてくれたら良いのですが、私が水槽に近付くと一目散に物陰に隠れてしまいます。

変に元気が良過ぎてメスを苛めたり稚魚を追い回したりしないのでそれはそれで良いのですが、もう少し飼育者を信頼してもらいたいなぁ~と思うのです(笑)





先日導入したユルエンシス。
Ap.ユルエンシス
しばらくは同居しているトーマシーにアタックを繰り返していましたが、遂にメスにまでアタックをするようになり、メスが水槽奥で黒くなって棒状態になっていました。

Ap.ユルエンシス
早速、アドケタ水槽で使う予定だった隔離ボックスの登場です。

しばらくの間お仕置きします!

監禁されたオスの横をメスが悠々と泳ぎます。

「へへっ私を苛めるから罰よ!(`^´)」とメスは思っているのか。

それとも「苛められてもアナタが居ないと寂しい~(>_<)」と思っているのか定かではありません。

アドケタに続き、ペアリングを手古摺らせてくれるアピストの登場に少し楽しくなってきましたよ~(笑)



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