前回に引き続き、今滞在中の韓国旅行についての記事です。
翌朝早く、知人の家がある仁川(インチョン)から統営(トンヨン)まで車で高速道路をかっ飛ばします。
インチョンは韓国の北西の端、トンヨンは釜山の南に位置します。
韓国を車で縦断することになりましたが、約4時間半でトンヨンに到着。
大体、東京から名古屋位の距離でしょうか。
トンヨンから更に1時間半ほど船に乗り、閑麗(ハンリョ)海上国立公園内にあるソメミルトウという島を目指します。
ハンリョ海上国立公園には大小100以上の島々が点在しています。
船を降り、40分ほどキツイ山道を登るとこんな景色が。
この日も韓国は暑く、多分30度以上あったと思います。そんな中この延々と続く山道を登るのはキツかった~
もう汗だくでした(^_^;)
この後、写真奥に見える灯台を目指しましたが、幸か不幸か途中で道が工事により通行止。
また来た道を逆方向に歩いて帰りました。
写真中央に砂浜が見えますが、満潮になると砂浜が海に沈み、手前と奥の島が分かれるのだそうです。
この日は海辺にあるホテルに一泊。
写真は鯛の刺身。
日本の刺身とは似ても似つかない盛り合わせ(^_^;)
韓国でも綺麗に盛り合わせする所もあるそうですが、写真のようなお店の方が味は確かなようです(笑)
鯛の刺身を注文したのですが、やはりここは韓国。刺身が来る前にテーブルは前菜のお皿でいっぱいになりました。
食べ方は、サムギョプサルと同様に、酢を混ぜたコチュジャンを付け、にんにくや青唐辛子と一緒にサンチュやゴマの葉と一緒に食べます。
刺身が終わる頃、メウンタンという鍋が用意されます。
さばいた鯛の骨などでダシをとって野菜や豆腐を入れた鍋です。
よくダシが出て旨かったです。
翌日、前日の山登りでの筋肉痛を心配していたのですが、予想に反して全く平気。
歳をとると、2日後に来るのです。明日が怖い(笑)
この日は少し北に向かい、安東(アンドン)という場所を目指します。
ここには世界遺産にも登録されている、ハヘ村があります。
昔からの町並みや家をそのまま保存している村です。
保存と言っても、実際に各家には人が住んでいます。
低い塀や民家の佇まいが何とも風情があって、何となく沖縄の竹富島を思い出す雰囲気でした。
アンドンでは、鶏肉料理を。
アンドンのご当地料理、アンドンチンタです。チンタとは鶏肉の煮込みを意味します。
鶏肉の他に、キャベツやチャプチェに使う春雨、玉ねぎを辛さの効いた味噌で煮込んだ料理です。コクのある味噌が食材に良く浸み込んで美味でした!
満腹になったところで次に向かう先は海沿いの山の中。
そして、またしてもお寺(汗)清涼山(チョンリャンサン)清涼寺(チョンリャンサ)。
韓国のお寺は大概山の上に建立されているようです。
はい。そして連日の山登り。しかも前日よりもハード・・・(泪)
30度以上はあると思われる斜面を4~50分歩いてようやく建物発見!
境内に入ると、綺麗な湧き水が至る所に流れ、たくさんの花や植物がキレイに管理されていて、とても清清しい気持ちになれるお寺です。
ここまで苦労して来た甲斐があると思わせてくれる心洗われる綺麗なお寺でした。
もちろん本殿に安置された仏像は金ピカでした。
汗をかいた後は、更に辛い物を食べて汗を出す(汗々)
今回の旅で知人には、日本では食べれない珍しい食べ物が食べたいとリクエストしていました。
新大久保や日暮里辺りには韓国料理店が軒を連ねていて、色々な料理が食べられます。
そのリクエストにしっかり応えてくれた知人に感謝しています。
この日の遅い昼食は上の写真。
アグチンという料理です。アンコウの煮込みです。
「旨い!」その一言でした。
今日は、ペアム温泉という韓国でも有名な温泉で一泊です。
韓国の温泉!?と思っていましたが、意外にも良い泉質です。硫黄等の臭いはしませんが、箱根のお湯を思わせるような肌にしっとりくる温泉です。
さて、明日からは一気に北上して、春川(チュンチョン)という場所を目指します。
ここはタッカルビ(鳥の焼肉)が有名で、冬のソナタの撮影地でも良く知られているところです。
筋肉痛が心配ですが、少しは涼しくなると思いますのでグルメレポを引き続き記事にできればと思っています。
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キター
返信削除前菜でお腹いっぱいの韓国料理♪アンコウの煮込みの画像が…
新大久保で食べられない韓国料理なんて~最高の贅沢ですね♪
次もヨロシクです!
いいですね~、ホントいいですね~!
返信削除4時間半のドライブに連日の山登り、なかなかハードそうですが
その後にこんな美味そうな料理が食べられるなら、むしろいい腹ごなしですね(^^)
鍋も美味そうだし、味噌味の鶏も美味そうだし、極めつけはアンコウ!
はじめ写真を見た時は、トマト系のパスタかと思いましたがw
僕も、以前中国に旅行に行った際、仕事で中国によく行く友人と一緒だったため
ツアーでは行けないようなお店にいろいろ連れていってもらい、大満足しました。
やはり、そういう友人が一緒だと、旅が何倍も良いものになりますね(^^)
いやー韓国も奥が深いですねー。
返信削除私もインドをもっと極めなければ・・(汗)
まずは、友達を作らんといけませんね。
春川レポも楽しみです!
アンコウ煮込み食べてみたいです!
返信削除トマトソースに見えますが、当然違いますよね?
韓国の方はお肌がきれいなイメージです。お野菜たっぷりだからかな。
> 前菜の数はホント多かったです。ここで欲張って食べてしまうとメインが食べられなくなるので必死に我慢しました(笑)
返信削除ただ最後に鍋が出てくるとは思っていなかったので結局食べ終わった後は限界でした~
刺身は別として、ご当地料理やアンコウ料理は新大久保ではまず食べれないと思うので、ホント最高の贅沢だと思いました。
> ミヨさん
返信削除普段の運動不足がたたりました(笑)
でもその後の料理は余計に美味しかったです!
確かにアンコウは写真で見ると一見パスタに見えますね。
パスタに見えるのはモヤシです。一番上に乗っているのがイカで、ハサミで一口サイズに切ってもらってから食べました。
皿の下の方に見える塊がアンコウです。結構弾力があって食べ応えある感じでした。
こんな旅行はツアーでは絶対味わえないので友人が現地に居るというのは嬉しいことです!
> taketatuさん
返信削除韓国は今まで数え切れないほど旅行していますが、今回ほど知らない場所に色々行ったのは初めてです。韓国のお寺にも初めて行きましたし。
改めて知人に感謝感謝です!
> アピスタさん
返信削除アンコウ煮込みは当然トウバンジャンの色です(汗)
辛い物好きの私でも額に汗しながら食べましたのですごく辛かったです。魚臭さを消すために辛くしているのだと思いますが、美味しかったです。
こんな辛い物や野菜を多く摂取しているから韓国人の肌はキレイなんだと思います。
それからサウナ(韓国ではチンチルバンが主流)も好きですから、辛い物を食べてしっかり汗を流すというのが良いのかな?